Pythonで忘れがちな文字列の操作をまとめます。
浮動小数点
Pythonで浮動小数点数を指定した桁数と小数点以下の桁数のf文字列で表示します。桁数の指定方法が忘れやすいので注意です。
# 浮動小数点数
x = 3.14159
# f文字列を使用して、浮動小数点数を文字列に変換する
result = f'{x:.2f}'
print(result) # '3.14'
この例では、f文字列を使用して、浮動小数点数を文字列に変換しています。f文字列では、変数を{}で囲んで、展開するときに属性を指定することができます。この例では、小数点以下を2桁で表示するようにしています。
文字列に変換した浮動小数点数は、result変数に格納されます。
この例では、小数点以下を2桁で表示するようにしていますが、任意の桁数を指定することもできます。例えば、小数点以下を3桁で表示するには、.3fとします。
文字列の結合
これもよく使います。Pythonで文字列を結合するには、joinメソッドを使用します。以下は、文字列をカンマで結合する例です。
# 文字列のリスト
words = ['apple', 'banana', 'cherry']
# カンマで文字列を結合する
result = ','.join(words)
print(result) # 'apple,banana,cherry'
この例では、wordsリストの要素を、カンマを使用して結合します。結合された文字列を、result変数に格納しています。
joinメソッドは、文字列を結合するために使用されることが多いですが、任意の文字列を使用して結合することもできます。例えば、以下のように、:で文字列を結合することもできます。
# 文字列のリスト
words = ['apple', 'banana', 'cherry']
# コロンで文字列を結合する
result = ':'.join(words)
print(result) # 'apple:banana:cherry'
また、空白文字で文字列を結合することもできます。
# 文字列のリスト
words = ['apple', 'banana', 'cherry']
# 空白文字で文字列を結合する
result = ' '.join(words)
print(result) # 'apple banana cherry'
文字列の削除
Pythonで文字列から特定の文字列を削除するには、replaceメソッドを使います。
# 元の文字列
s = 'Hello, World!'
# 特定の文字列を削除する
result = s.replace('World', '')
print(result) # 'Hello, !'
この例では、replaceメソッドを使用して、’World’を削除しています。文字列から特定の文字列を削除するには、replaceメソッドを使用するのが便利です。
replaceメソッドは、文字列を置換するために使用されることが多いですが、任意の文字列を削除することもできます。削除するには、置換後の文字列を空文字列(”)にするだけです。